こんにちは!北海道在住の建築女子大生です。台湾・台北って、日本統治時代(1895〜1945年)の建築が今もたくさん残ってて、建築好きにはたまらない街なんよね。特にそういう歴史的な建物をカフェに改装したお店が増えてて、日本にいるようで日本じゃない、不思議な時間の中に入り込める感覚がある。今回はその魅力を建築女子として語り尽くすよ!
台湾に日本統治時代の建築が残る理由
歴史的な背景
日本は1895年から1945年まで50年間、台湾を統治した。この期間に日本政府は台湾全土にわたって都市開発を行い、庁舎・学校・病院・駅・住宅など大量の建築物を建設した。終戦後、これらの建物の多くは台湾政府に引き継がれ、現在も使われ続けているものが多い。
日本では戦後の復興や都市開発で近代建築の多くが取り壊されてしまったけど、台湾では逆に「日本統治時代の遺産」として保存・活用される流れが強まってきた。近年は若い世代の間でも歴史的建築への関心が高まって、カフェやショップへのリノベが進んでる。
「和洋折衷」建築という独特のスタイル
台湾の日本統治時代建築で面白いのは、純粋な日本建築じゃなくて「和洋折衷」スタイルが多いこと。日本が明治・大正期に西洋建築を学びながら独自の様式を発展させた時期と重なってて、ネオクラシック様式のファサードに和の素材を組み合わせた建物が多い。
これがまた建築的に面白くて、ヨーロッパの古典建築の文法と日本建築の細部処理が混ざり合った、世界でも稀な建築スタイルになってる。台湾という土地のアイデンティティが建物の形に刻まれてる感じが、すごく好き。
台北の日本統治時代建築カフェを巡る
迪化街(ディーホアジェ)エリア
台北最大の問屋街・迪化街は、日本統治時代以前の清朝時代の建物も残る歴史エリア。ここの建物は「亭仔脚(ていじきゃく)」と呼ばれる1階部分が歩道になったアーケード構造が特徴的で、熱帯・亜熱帯気候の台湾で日差しや雨を避けるための工夫がされてる。
このエリアのカフェは古い建物の外観を保ちながら中を改装したものが多くて、外から見ると古い問屋街なのに中に入るとおしゃれなカフェって驚きの体験ができる。建物の「外皮」と「中身」の関係性が面白い設計で、建築でいう「ファサード保存」の考え方が実践されてる。
総統府周辺エリアの格式ある建物
台北の中心部には旧総督府(現総統府)をはじめ、日本統治時代の官公庁建築が集中してる。赤レンガとクリーム色のタイルが特徴的なネオバロック様式の建物が並ぶエリアは、東京の丸の内に少し雰囲気が似てる。
このエリア周辺のカフェは、歴史的建物を直接使ったものと、周辺の雰囲気に合わせてデザインされた新しい建物のカフェが混在してる。どちらも「歴史との対話」を意識した空間になってて、建築デザインの観点から見ても学びが多い。
松山文創園区(旧松山たばこ工場)
1937年に建てられた旧松山たばこ工場を文化施設・ショッピング・カフェのエリアに転用した松山文創園区は、台湾における産業遺産リノベの代表的な事例。日本の工場建築がそのまま残っていて、煉瓦造りの工場棟、緑豊かな庭、倉庫の転用スペースなどが見どころ。
敷地内のカフェは工場の雰囲気を活かした空間で、天井が高く、工業用の窓から光が差し込む解放感が気持ちいい。台北の都市部にいることを忘れるような、別世界に入り込む感覚がある。
日本と台湾の建築文化を比較してみた
似てるけど違う、その絶妙なずれが面白い
台湾の日本統治時代建築を見てると、「日本っぽい」のに「日本じゃない」という不思議な感覚がある。素材感や空間の構成は確かに日本の昭和初期建築に似てるんだけど、台湾の気候・文化・その後の歴史が重なって、独自の進化を遂げてる。
例えば、日本では失われた植民地時代の建築様式が台湾では現役で残ってたりする。日本の建築史の「失われた部分」を台湾で見ることができる、みたいな感覚がある。建築を学ぶ身としては、生きた建築史資料として超貴重。
台湾の人々と日本建築の関係
台湾では日本統治時代の建築に対して複雑な感情がある一方で、近年は「文化遺産」として肯定的に保存・活用する動きが強まってる。特に若い世代は「歴史的価値のある古い建物をカフェにする」ことへの感覚が日本より進んでいて、リノベカフェのクオリティが高い。
日本と台湾の若い世代が、同じ建築遺産に対して「古いものの価値を再発見する」という共通の感覚を持ってることが、実際に行ってみてすごく感じられた。建築って、国境を超えて人を繋ぐ力があるんだなって。
台北カフェ建築巡りの実践ガイド
行くべきエリアと移動方法
台北の建築カフェ巡りは地下鉄(MRT)が便利で、Googleマップと組み合わせれば迷子になりにくい。迪化街は淡水線の大橋頭駅から徒歩圏内。松山文創園区は文湖線の台北小巨蛋駅が最寄り。街の規模が東京より小さいから、一日で複数エリアを巡れる。
Google翻訳アプリは必須
台湾のカフェは日本語が通じないところも多い。でも台湾の人は親切で、スマホの翻訳アプリを使えば大体なんとかなる。メニューもカメラ翻訳で読めるし、一人旅でも困ることはほぼなかった。繁体字は日本の漢字に近いから、なんとなく意味が読める部分もある笑。
写真撮影のマナー
歴史的建物のカフェは撮影OKのところが多いけど、事前に確認するのがマナー。特に店内に他のお客さんがいるときは、人が写り込まないように気をつけて。台湾の人は写真に対してわりと寛容だけど、丁寧に確認する姿勢は大切。
まとめ|台北は「日本建築の記憶」が生きている街
台北の日本統治時代建築カフェは、単なるおしゃれスポットじゃなくて、日本と台湾の歴史が交差する場所。建築を学ぶ身として、教科書では学べないリアルな建築史を体感できる場所として、すごく大切にしたい旅先。 北海道から台北へのフライトは直行便で約4時間。LCCも多いから旅費を抑えやすい。ご飯も安くておいしいし、観光スポットも豊富で、一人旅初心者にもおすすめの旅先。建築とカフェと美食を一緒に楽しみたい人は、ぜひ台北へ!


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