【韓国・ソウル】建築女子が惚れたカフェ建築巡り|路地裏の隠れ家から話題スポットまで

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こんにちは!北海道在住の建築女子大生です。韓国・ソウルって、カフェ激戦区として有名だけど、建築目線で見るとさらに面白い街なんよね。特に近年の韓国のカフェ建築って、世界的に見ても相当レベルが高くて、建築雑誌にも頻繁に取り上げられるほど。実際に訪れた私が、建築女子目線でソウルのカフェ建築の魅力を語り尽くすよ!

韓国カフェ文化と建築の深い関係

なぜ韓国のカフェ建築はここまで進化したのか

韓国でカフェ文化が爆発的に広がったのは2000年代以降で、スターバックスをはじめとした海外チェーンの参入がきっかけのひとつ。でもその後の展開が面白くて、チェーン店に対抗するように個人経営のカフェが「空間」で差別化を図り始めた。

インスタグラムの普及も大きくて、「映える空間」を求めて人が集まり、それがまたカフェオーナーの建築への投資を促す好循環が生まれた。建築学科を出たデザイナーがカフェを開く事例も多くて、学術的な建築の知識と商業的な感覚が融合した空間が増えてきた。

また韓国は都市再開発が激しくて、古い建物を壊して新しいものを建てることが多い一方で、そこに反発するように「古い建物をリノベして使う」文化も育ってきた。この対比が、建築的に見てもすごく面白いダイナミズムを生んでる。

ソウルの地区別建築カフェの特色

ソウルは地区によってカフェ建築の傾向が全然違う。益善洞(イクソンドン)は韓屋をリノベしたカフェが集まる歴史エリア、聖水洞(ソンスドン)は工場リノベのインダストリアル系、北村(プクチョン)は伝統的な韓屋が並ぶ高級住宅街、弘大(ホンデ)は大学街のアート系。それぞれ全然違う建築的背景があって、全部巡ったら建築の教科書が一冊できそう笑。

益善洞(イクソンドン)|韓屋カフェの聖地

韓屋とは何か

韓屋(ハノク)は朝鮮時代から続く韓国の伝統建築様式で、日本の町家に相当するもの。瓦屋根、木造軸組み構造、オンドル(床暖房)が特徴。京都の町家と比べると、より内向きで、中庭(マダン)を中心に部屋が配置される構成が多い。

益善洞は1920〜30年代に建てられた韓屋が密集するエリアで、一時は取り壊しの危機にあったけど、若い世代のアーティストやカフェオーナーが集まってリノベが進んで、今や観光スポットになってる。京都の町家リノベと同じような現象が、ソウルでも起きてるんだよね。

実際に訪れたカフェの空間体験

益善洞で入ったカフェは、韓屋の低い天井と小さな窓が特徴的な空間で、外の喧騒が嘘みたいに静かだった。韓屋の「막힌 공간(閉じた空間)」の概念を体感できて、内と外の対比がすごく鮮やか。日本の町家と似てるようで、空間の論理が微妙に違う部分があって面白かった。

中庭に面したテラス席では、四角く切り取られた空に向かって開かれた感覚があって、坪庭とはまた違う開放感がある。韓国の建築文化では「外部と内部の繋がり方」が日本とは少し違って、より直接的な繋がり方をする傾向がある気がした。

建築女子的な発見

益善洞で特に注目したのは、韓屋の「기둥(柱)」と「보(梁)」の構造美。日本の木造建築と基本的な技術は似てるけど、細部の納まり方や比率が微妙に違う。同じ木造文化圏でも、国によって少しずつ発展の仕方が違うのが、比較建築学的に面白い。

聖水洞(ソンスドン)|インダストリアルリノベの最前線

工場街が最先端の建築カフェ街に変貌

聖水洞はもともと皮革・縫製工場が集まる工業地帯だった。2010年代から若いクリエイターやカフェオーナーが安い家賃に惹かれて移住し始めて、廃工場をリノベしたカフェやショップが増えていった。東京で言えば蔵前とか清澄白河みたいなエリアかな。

コンクリートむき出しの壁、高い天井、工業用の鉄骨、大きな窓。インダストリアルデザインの教科書みたいな空間が、洗練されたコーヒーと組み合わさって独特の世界観を作ってる。建築を勉強してると、このギャップがたまらない笑。

廃墟の美学とリノベーションのセンス

聖水洞で訪れたカフェの中でも印象的だったのが、元靴工場をほぼそのまま活かしたところ。床のコンクリートには当時の工場の痕跡が残ってて、壁には機械を固定していたボルトの跡がそのまま。普通なら「キズ」として処理するところを、あえて「歴史の証拠」として残してる。

これって建築の「コンバージョン(用途変更)」設計の哲学そのもので、新しい用途のための機能は最小限加えて、元の建物の記憶を最大限残す手法。日本でもリノベのトレンドとして広まってるけど、韓国のほうが大胆に実践してるケースが多い気がした。

北村(プクチョン)韓屋村|高級住宅街の品格ある空間

プクチョンの建築的な特殊性

北村は景福宮と昌徳宮の間に位置する高台エリアで、朝鮮時代の両班(ヤンバン、貴族)の邸宅が並んでいた場所。益善洞より規模が大きく格式のある韓屋が残っていて、エリア全体が景観保護区域に指定されてる。

ここのカフェは建物の規模も品格も違って、庭の広さ、建物の配置、素材の質感、全てがワンランク上。費用も高めで、観光客向けの観光スポット的な側面もあるけど、建築的な価値は本物。

庭と建物の調和の美しさ

北村の韓屋カフェで特に印象的だったのが、庭(마당、マダン)の使い方。韓屋の中庭は日本の坪庭より広くて、家の中心的な空間として機能してる。カフェのテラス席になってる中庭で、囲まれた空に向かって開かれた独特の感覚は、どこにいるのかわからなくなるような不思議な体験だった。

建築学的には「ヴォイド(空白)」の設計と呼ばれる概念で、建物の中の「空っぽの空間」が実は最も重要な空間として機能するってやつ。北村の韓屋はそれを何百年も前から体現してる。

弘大(ホンデ)|ストリートカルチャーと建築の融合

アート・古着・カフェが混ざり合う街

弘大は弘益大学周辺のアート系大学街で、古着屋やギャラリー、クラブ、カフェが密集してる。私は古着も好きだから、ここは特に好きなエリア笑。建築的には統一感がなくて、様々なスタイルが混在してるんだけど、その「ごちゃ混ぜ感」自体が弘大の魅力でもある。

カフェ建築も多様で、コンテナを積んだもの、ビルの屋上を活用したもの、地下に潜るもの、外壁を全面ガラスにしたものなど、アイデア勝負の空間が多い。規模は小さいけど、コンセプトのユニークさで勝負してる感じが、大学街らしくて好き。

ソウルのカフェ建築から日本建築へのフィードバック

ソウルで建築カフェを巡って感じたのは、韓国の建築家やデザイナーが日本の建築から影響を受けながらも、独自の方向に進化させてるってこと。特に「余白の使い方」と「素材の見せ方」に関しては、韓国のほうが大胆で直接的な印象がある。

日本建築の「わびさび」みたいな枯れた美しさとは違って、韓国は素材をストレートに見せる傾向がある。コンクリートはコンクリートのまま、鉄は鉄のまま。そのダイレクトさが、ポップカルチャーとの相性が良くて、SNS映えにも繋がってる。

建築を学ぶ身として、韓国のカフェ建築から学べることはたくさんあって、行くたびに新しい気づきがある。日韓の建築文化の共通点と違いを比べながら巡るのが、個人的なソウル旅の楽しみ方。

まとめ|ソウルは建築女子にとって最高の修学旅行先

ソウルのカフェ建築は、韓国の歴史・文化・現代のクリエイティビティが全部詰まってる。益善洞の韓屋、聖水洞の廃工場リノベ、北村の格式ある邸宅、弘大のアート系、それぞれ全然違う建築的な魅力があって、一泊二日じゃ全然足りない笑。 北海道からソウルへのフライトは約2時間で、国内旅行感覚で行けるのも嬉しいポイント。コーヒーも安くておいしいし、古着もたくさんあるし、私みたいな趣味の人間には最高すぎる旅先。次のカフェ建築旅行の候補にぜひ!

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