【韓国・益善洞】韓屋カフェ街を歩いてみた|京都の町家と比べてどう違う?

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こんにちは!北海道在住の建築女子大生です。今回は韓国・ソウルの益善洞(イクソンドン)で韓屋カフェを巡った体験を、京都の町家カフェと比較しながら語るよ。同じ東アジアの伝統建築なのに、全然違う空間体験があってめちゃくちゃ面白かった!

益善洞(イクソンドン)ってどんな場所?

韓国のソウルに残る奇跡のエリア

益善洞は鍾路3街(チョンノサムガ)駅の近くにある、1920〜30年代に建てられた韓屋が密集するエリア。ソウルの都心に位置しながら、近代化の波をくぐり抜けて古い建物が残ってる。一時期は取り壊しの計画もあったらしいけど、若いクリエイターたちが空き家を借りてカフェや雑貨店をオープンし始めて、今や観光スポットになった。

初めて行ったとき、地下鉄の駅から出てちょっと歩いたら突然「昔の韓国」みたいな路地が現れて、テンション爆上がりした笑。ソウルの都市部って基本高層ビルだらけだから、そのギャップが余計に印象的。

韓屋(ハノク)の建築的特徴

韓屋は朝鮮時代からの伝統建築様式で、瓦屋根、木造軸組み構造、オンドル(床暖房)が特徴。中庭(マダン)を中心に部屋が配置される構成が多い。日本の町家と似てるようで、空間の論理が微妙に違う。

一番の違いは「外部と内部の繋がり方」。京都の町家が通り庭や坪庭で「内側に自然を取り込む」感じがするのに対して、韓屋は中庭が「外部空間として中に存在する」感じがする。開放感のレベルが違うというか、韓屋のマダンはもっとダイレクトに空に向かって開いてる。

益善洞vs京都・町家カフェの徹底比較

空間スケールの違い

京都の町家カフェは、間口が狭くて奥に深い「鰻の寝床」構造が特徴的で、空間が縦に長い。これは当時の税制(間口の広さに応じて課税)の影響があるとも言われてる。一方で益善洞の韓屋は、もう少しコンパクトで横方向に展開する感じ。天井も京都の町家より少し低め。

空間の「密度感」が違って、京都の町家は奥行きが生む「どこまで続くんだろう」ってワクワク感があるけど、益善洞は中庭を囲む「凝縮感」みたいなものがある。どちらも好きだけど、気分によって求めるものが違う笑。

素材感の違い

京都の町家は木・紙・土が主役の素材感。温かくて柔らかい印象。益善洞の韓屋はそれに加えて石材(主に御影石や自然石)の使用が目立つ。階段、踏み石、塀など、石の質感が空間に独特の「重み」を与えてる。

韓国建築って、全体的に石の文化があって、日本より石材の使い方が多い気がする。それが空間にキリっとした硬さというか、凛とした雰囲気を与えてて、それはそれでかっこいい。

リノベーションの手法の違い

京都の町家リノベは「和の雰囲気を保ちつつ現代的な快適さを加える」という保守的なアプローチが多い。一方益善洞は「古い韓屋の骨格に思い切った現代デザインをぶつける」大胆なアプローチが目立つ。白く塗られた韓屋の内壁に、真っ黒なコーヒーカウンターが入ってたりとか。

このコントラストの大胆さが、インスタ映えとしても建築的おもしろさとしても、益善洞の強みだと思う。伝統と現代の融合の「振れ幅」が京都より大きい。

実際に訪れて感じた益善洞の魅力

路地の連続が生む空間体験

益善洞は路地の連続が面白い。どこに何があるかわからないまま歩いてたら突然いいカフェがあったり、奥まった場所にお気に入りの古着屋があったり。このランダム性が散策の楽しさで、計画通りに動けない笑。

路地のスケールが人間のスケールと合ってて、歩くのが気持ちいい。現代のソウルのように車中心じゃなくて、完全に人のための空間。こういう場所が都市に残ることの大切さを、建築を学ぶ身として強く感じる。

カフェと食の多様性

益善洞のカフェは韓国伝統スイーツを現代的にアレンジしたお店が多くて、食の面でも楽しい。シッケ(韓国の伝統飲料)のアイス、インジョルミ(韓国の餅)を使ったラテなど、空間だけじゃなくメニューも文化を体感できる。

益善洞から学べる建築的な教訓

益善洞が示す一番大切なことは「古い建物には取り壊せない価値がある」ということ。それを証明するように、古い韓屋が新しいカフェの空間になって多くの人を惹きつけてる。

日本でも北海道でも、古い建物を保存するかどうかの議論は常にある。益善洞の成功事例は、そういう議論に対するひとつの答えになってると思う。古い建物は「遺物」じゃなくて「資源」なんだよね。

まとめ|益善洞は「アジア建築の縮図」

益善洞と京都の町家カフェを比べると、アジアの伝統建築の多様性と共通性が見えてきて面白い。同じ木造建築文化圏でありながら、それぞれの国の気候・文化・歴史が建物に刻まれてる。これを体感できるのが、アジアを旅する最大の楽しみのひとつ。 韓国旅行の際は益善洞、ぜひ訪れてみてね。路地を歩くだけでも価値があるエリアだから!

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