こんにちは!北海道在住の建築女子大生です。今回は少し内省的な記事を書くよ。「建築を学ぶ学生がなんでカフェにハマったの?」って思う人もいるかもしれないけど、建築とカフェって私の中で切っても切れない関係があって、それをちゃんと言語化してみたくなった。
建築とカフェの出会い
建築学部に入る前のこと
建築を勉強しようと思ったのは高校生のとき。旅行で京都に行って、古い町家カフェに入った瞬間に「この空間、なんでこんなに気持ちいいんだろう」って思ったのが最初のきっかけ。その時はまだ「建築」という言葉で考えてなかったけど、空間の質みたいなものに強烈に興味を持った。
その後建築学部に入って、空間の気持ちよさには理由があること、光・素材・プロポーション・動線など様々な要素が組み合わさって「居心地のいい空間」が作られることを学んだ。そうしたら急に「カフェ巡り」が「建築の実地研究」に変わった笑。
カフェが「建築の学びの場」になった
美術館や公共建築を見に行くのも大切な学びだけど、カフェは「人が実際に使ってる空間」として特別な観察対象だと思ってる。設計者の意図と使う人の行動が重なる場所で、「うまく設計された空間」と「そうじゃない空間」の差が、実際の人の動きや表情から見えてくる。
いい空間のカフェでは、お客さんが自然と姿勢が良くなったり、声のトーンが落ち着いたり、長居したくなったりする。逆に居心地の悪い空間では、人が落ち着かなくてすぐ出て行く。空間が人の行動に影響することを、カフェで実際に観察できる。
「空間と人の関係」について考えてきたこと
建築は人のためにある
建築を学んでる学生の中には「形態」や「構造」に興味の中心がある人も多い。それはそれで大切だけど、私が一番興味があるのは「人が空間の中でどう感じるか」ということ。建物はどんなに美しくても、そこで人が幸せじゃなかったら意味がないと思う。
カフェを巡ってると、建物の形式的な美しさより、そこにいる人が幸せそうに見えるかどうかを無意識にチェックしてる。笑顔の人が多いカフェは、空間がうまく機能してることのひとつの証拠だと思う。
北海道の気候と空間設計
北海道で生まれ育って、冬の厳しさと夏の爽やかさの両方を知ってる。この気候的な振れ幅の中で、人がどういう空間を求めるかを肌で感じてきた。冬の寒い日に暖かい薪ストーブのそばでコーヒーを飲む幸せ感は、北海道に住んでないと実感できないかもしれない。
建築設計では「気候への対応」が重要な要素のひとつで、同じ「居心地のいい空間」でも、沖縄と北海道では全然違う解答になる。北海道という場所で育った経験が、自分の設計の視点に影響してると感じる。
カフェ巡りが教えてくれたこと
「いい空間」には共通点がある
何百軒ものカフェを巡って見えてきたのは、「いい空間」には国や文化を超えた共通点があること。光が豊かで、素材に誠実で、人のスケールに合った空間は、京都の町家でも台湾の古民家でも韓国の韓屋でも、共通して「気持ちいい」と感じる。
これって建築の普遍的な法則みたいなもので、文化の違いを超えたところに「空間の気持ちよさ」の本質がある気がする。この普遍性を見つけ続けることが、私のカフェ巡りの一番の動機かもしれない。
旅とカフェが広げてくれた視野
北海道から出て、京都の町家に入って、韓国の韓屋に入って、台湾の古民家に入る。それぞれの空間で感じることが違って、その違いを比べることで、どこでも共通するものが見えてくる。
旅とカフェ巡りは、建築の教科書とは違う形の教育を与えてくれてる。実際に体を入れてみないとわからない空間の質があって、それを感じるためには移動するしかない。「建築は足で学ぶもの」って先生に言われたけど、本当にそうだと思う。
すすきのでのバイトと空間の関係
ガールズバーという特殊な空間
夜はすすきのでガールズバーのバイトをしてる。これ、建築的に見るとすごく特殊な空間なんよね。照明設計が昼のカフェとは全然違って、低い照度でカウンターだけを照らすことで、「二人の世界」みたいな親密な雰囲気を作る。
同じ建物の同じ空間でも、照明を変えるだけで全然違う場所になる。これを毎日体感してると、照明設計の重要性をリアルに感じる。建築の授業でも照明については学ぶけど、バイトで実際に「照明が作る空間」を体験してることが、学びを深めてる気がしてる。
これから目指すこと
建築女子大生として、将来は空間設計に関わる仕事がしたい。具体的に何を設計したいかはまだはっきりしてないけど、カフェ巡りで積み重ねた「居心地のいい空間」への感覚を活かした仕事がしたいと思ってる。
旅と古着とカフェと建築、一見バラバラな趣味を全部繋げると「空間と人の関係への好奇心」という一本の軸が見えてくる。この軸を大切にしながら、これからも学び続けたい。
まとめ|カフェは私にとって「建築の実験室」
建築女子がカフェにハマった理由は、カフェが「建築の実験室」だから。設計された空間に実際の人間が入って、居心地よく過ごせてるかどうかが確認できる場所。美術館の建築も素晴らしいけど、人が日常的に使うカフェのほうが、建築の「機能」をリアルに検証できる。 これからも旅とカフェ巡りを続けながら、「いい空間」とは何かを追い続けたい。このブログがその記録場所になれたらいいな、と思ってる。


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